Tコラム工法とは、地盤を掘削しながらセメント系固化材を注入し、独自開発した撹拌装置により固化材と地盤土を効率よく混合・撹拌させ、安定した高品質のコラム(柱状改良体)を築造する工法です。
一般財団法人日本建築センター
建設技術審査証明(建築技術)
BCJ-審査認証-219
NETIS番号:KT-150083-A
新技術名称:Tコラム工法
登録日:2015年11月13日
施工機の大きさと改良径によって、独自に開発した「共回り防止翼付地盤改良装置」の撹拌翼の枚数を選択できるため(4枚・6枚・8枚)、施工状況に合わせた高品質のコラム(柱状改良体)の築造が可能です。また狭小地でも取り扱い可能な小型施工機で、最大コラム径1,600mm、最大深度16mと、あらゆる地盤に対応できます。
表層改良工法(表層混合処理工法)とは、セメント系固化材(粉体)と現地盤とを混合撹拌し盤状の改良体を築造する工法です。
支持層が地表面より2m未満の浅い場合に採用されます。
バックホー、スタビライザ、ローラなど汎用性のある機械を使用することから、狭隘かつ不規則な地形条件にも対応できます。
掘削
固化材と撹拌
キャタピラー転圧後のローラー転圧
柱状改良工法とは、安定した地盤までセメントミルクを注入しながら撹拌し、土の中にコラムと呼ばれる柱状体を築造し、その上に住宅の基礎をつくるという工法です。
地盤の強度、質、基礎形状などにより検討され、柱状体の径、本数、長さ、配置が決定します。
一般的に戸建て住宅などに採用される工法です。
一般的な撹拌ビットは、粘土質層の粘着力が高い場合、十分な撹拌が成されずセメント系固化材がまだらに分布してしまうことがあります。当社では共回り防止翼を採用することにより、良質な柱状体をつくることができます。
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